和波たかよし
クリスマス・バッハシリーズ XV
バロックヴァイオリンでバッハを
Takayoshi Wanami Christmas Bach Series XV
2005年 12月23日(祝) 午後2時
東京文化会館小ホール
Fri., 23 Dec. 2005 at 2:00 p.m.
Tokyo Bunkakaikan Recital Hall
全指定席 ¥4,500
主催:梶本音楽事務所
チケットのお申し込み:
梶本音楽事務所 http://www.kajimotomusic.com/
ヨハン・セバスティアン・バッハ
◎無伴奏ヴァイオリンソナタ 第1番 ト短調 BWV1001
◎無伴奏ヴァイオリンパルティータ 第1番 ロ短調 BWV1002
◎無伴奏ヴァイオリンソナタ 第3番 ハ長調 BWV1005
Johann Sebastian Bach
◎Sonata no.1 for violin solo in g minor BWV1001
◎Partita no.1 for violin solo in b minor BWV1002
◎Sonata no.3 for violin solo in C Major BWV1005
| もう一度虚心に |
| 和波たかよし |
「クリスマスの時期にバッハの音楽が聴きたい」とお集まり下さる多くのお客様に支えられて、私のバッハシリーズは15回の節目を迎えました。折しも今年は戦後60年、戦後の日本と共に歩んだ私も60才になりました。誕生日当日に「バースデーコンサート」を開いたり、紫綬褒章をいただくなど、忘れがたい思い出に満ちた年となりました。一方で、名古屋の大学で教えるため、週に一度新幹線通勤をするというチャレンジに踏み出した年でもありました。そうした1年の締めくくりとして、諸々の感謝の気持ちを込めて、バッハの無伴奏作品3曲をお届けいたします。
世の中に目を向けると、悲惨な戦争や恐ろしい災害が後を絶ちません。人間は誰でも、争いのない平和な世界で楽しく生きていきたいと望んでいるはずなのに、なぜ戦争が続くのでしょう。誰も地球を汚したいと思う人はいないはずなのに、なぜ環境破壊がどんどん進むのでしょう。いったい、私たちの子孫はこの地球で安心して暮らし続けることができるのでしょうか。
そんな絶望感に駆られた時、それを希望と祈りの気持ちに変えてくれるのがバッハの音楽だ、と私は信じています。ただ嘆いたり怒ったりしていても、何も変わりません。希望を持って、周りの人々と私たち自身の幸福のために何かをすることが大切であり、彼の音楽こそがそのエネルギーを与えてくれると思うのです。
60才を迎えた今、私は何度も演奏を重ねてきたバッハの作品と、もう一度虚心に取り組んでみたいと考えています。今まで気付かなかったメッセージを発見できるかもしれない、との予感を抱きながら…。バロックヴァイオリンの響きを味わっていただきながら、行く年を振り返り、新年を迎える喜びを分かち合う午後を、多くの方々とご一緒に過ごせることを願っています。 |
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11月27日(日) 15:00 東京 めぐろパーシモンホール
<目黒ユネスコ協会 平和コンサート>
共演:土屋美寧子(p)
◎バッハ:無伴奏ヴァイオリンソナタ 第1番 ト短調
◎ベートーヴェン:ソナタ 第3番 変ホ長調
◎エルガー:愛の挨拶
◎サンサーンス:序奏とロンド・カプリチオーソ 他
お問い合わせ:目黒ユネスコ協会 03-5725-6150

第18回和波たかよし アフタヌーンコンサート
Takayoshi Wanami Afternoon
Concert XVIII
< 紫綬褒章受章記念 >
2005年10月9日(日) 午後2時 東京文化会館小ホール
Sun. Oct. 9, 2005 at 2,00p.m.
Tokyo Bunkakaikan Recital Hall
全自由席 ¥5,000
主催: S企画 03-3701-3630
梶本音楽事務所 03-3574-0550
チケットのお申し込み:
S企画 03-3701-3630
梶本音楽事務所 http://www.kajimotomusic.com/
ヴァイオリン:和波たかよし
ピアノ:土屋美寧子
Takayoshi Wanami: Violin
Mineko Tsuchiya: Piano
◎ベートーヴェン:
ヴァイオリンとピアノのためのソナタ 第2番 イ長調 op.12 no.2
◎ブラームス:
ヴァイオリンとピアノのためのソナタ 第3番 ニ短調 op.108
◎メシアン:
主題と変奏
◎ラヴェル:
ヴァイオリンとピアノのためのソナタ (遺作)
高雅にして感傷的なワルツ 第6番、第7番(ハイフェッツ編曲)
ツィガーヌ
L. v. Beethoven / Sonata for piano and violin no.2 in
A Major op.12 no.2
J. Brahms / Sonata for piano and violin
no.3 in d minor op.108
O. Messiaen / Theme and Variations
M. Ravel / Sonata for violin and piano
(opus post)
/ Valse Nobels et Sentimentales no.6,
no.7 (arr. Heifetz)
/ Tzigane
| 聴きどころ |
| 和波たかよし |
ベートーヴェン ソナタ 第2番 イ長調 op.12
no.2
ベートーヴェンの「ピアノとヴァイオリンのためのソナタ」全10曲のうち、最初の3曲は1797年、彼が27才の頃に作曲され、若々しい気概と情熱に満ちています。第1番と第3番で男性的な力強さが目立つのに対し、この曲では柔和な明るさと爽やかさが印象的です。快活で生き生きと軽やかな第1楽章、単純な旋律の中にそこはかとない寂しさを湛えた第2楽章、ほほえましく心地よいロンドの第3楽章からなっており、ヴァイオリンとピアノの対話の妙が聴きどころです。
ブラームス ソナタ 第3番 ニ短調 op.108
この曲は、ブラームスがすでに円熟期に入った55才の1888年に書かれました。「友人の死などを経験したブラームスの諦観がにじみ出た作品」とよく評されますが、私はむしろ曲に内在する情熱、強く生きようとする意志の力を感じます。ブラームス特有の温かみとロマンティシズム、それに構成力の見事さが、この作品を格調の高いものにしています。憂愁をおびたヴァイオリンの主題で静かに始まる第1楽章は、ときに激しい感情のうねりを見せながら、再び静寂の中へ消えてゆきます。悲しみを癒すかのようにゆったりと流れる美しい第2楽章、遠い思い出を連想させるほのぼのとしたスケルツォ風の第3楽章を経て、情熱の炎が燃え上がるような終曲へと続きます。
メシアン 主題と変奏
コンサートの後半は、色彩感の鮮やかな近代フランス音楽をお聴きいただきましょう。1908年生まれのメシアンは、10代の頃から個性的な作品を発表していましたが、24才でヴァイオリニストのクレール・デルボスと結婚。彼女への贈り物としてこの曲を書き、二人で初演しました。10分たらずの小品ですが、長調と短調をない交ぜにしたような独特の和声法が醸しだす不思議な色合い、ヴァイオリンのロングトーンとピアノの躍動的な動きの対比など、メシアンの非凡な才能が随所に聴き取れます。
ラヴェル ソナタ(遺作)
1875年生まれのラヴェルは、先輩のドビュッシーと共にフランス音楽に新たな流れを作り出した重要な作曲家ですが、そのラヴェルがパリ音楽院の学生だった22才の時に作ったのがこの1楽章のソナタです。なぜか彼の生前には未発表のまま放置され、死後に出版されたことから「遺作」とされています。ソナタ形式を厳格に守りながら、幻想的な雰囲気の中に若いラヴェルの夢や憧れが込められた秀作です。
ラヴェル 高雅で感傷的なワルツ 第6番、第7番 (ハイフェッツ編曲)
ツィガーヌ
1911年に作曲された「高雅で感傷的なワルツ」は元々はピアノのための曲で、7曲のワルツと終曲が切れ目なく演奏されますが、ハイフェッツはその中から2曲だけをヴァイオリンとピアノ用に編曲しました。いかにもラヴェルらしい洗練された味わいの音楽です。
「ツィガーヌ」は、学生の教材として、また演奏家のレパートリーとして極めて重要な作品で、「ツィゴイネルワイゼン」と同じく、ロマ(ジプシー)の音楽に霊感を得たショーピースです。前半は無伴奏のヴァイオリンが、即興演奏のように自由なカデンツァを弾き、ピアノを交えた後半は、素朴な主題がさまざまに変化しながら頂点へと盛り上がってゆきます。
今回の「アフタヌーンコンサート」は、ヴァイオリンとピアノのデュオに小品を交えた、伝統的なリサイタル・プログラムを組みました。前半は、私たちのレパートリーの柱であるドイツ音楽、
では、皆様に音楽を身近なものにしていただけるよう、演奏の合間に私がお話しをしながら会を進めていきます。クラシックのお好きな方は勿論、普段はあまりこうした音楽に縁のない小中学生の方々にも、生演奏の魅力をお伝えできる機会になればと願っています。 |
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10月1日(土) 18:30 長野県穂高町 あづみ野コンサートホール
<リサイタル>
共演:土屋美寧子(p)
◎ベートーヴェン:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ 第2番 イ長調
◎バッハ:無伴奏ヴァイオリンパルティータ 第1番 ロ短調
◎ラヴェル:ツィガーヌ 他
主催:あづみ野コンサートホール 0263-82-6419
http://www.ach.ne.jp/achcita.htm

9月23日(祝) 17:00 平塚、ラスカホール
<室内楽コンサート>
共演:土屋美寧子(p)、松実健太(vl)、植木昭雄(vc)、都筑道子(cb)
◎ベートーヴェン:ピアノトリオ 第4番 変ロ長調 「町の歌」
◎ベートーヴェン:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ 第7番 ハ短調
◎シューベルト:ピアノ五重奏曲 イ長調 「鱒」
主催:平塚ステーションビル・平塚ラスカ 0463‐22‐0234
http://www.shonan-sb.co.jp/shonan_03_01.html

6月4日(土) 14:00 宝塚、ベガホール
<ヴァイオリンとピアノのコンサート>
共演:土屋美寧子(p)
◎モーツァルト ソナタ ハ長調 KV403
◎プロコフィエフ ソナタ 第1番 ヘ短調 op.80
◎鷹羽弘晃 軌跡
◎ベートーヴェン ソナタ 第9番 イ長調 「クロイツェル」
お問い合わせ:弦楽器クレール 072-763-2078

和波たかよし 60歳バースデーコンサート
Takayoshi Wanami's 60th Birthday concert
2005年4月1日(金) 7,00 p.m. サントリーホール
Fri. 1 April 2005 at 7,00 p.m. Santory Hall
◎モーツァルト ディヴェルティメント ニ長調 KV136
Mozart Divertimento in D Major KV136
◎モーツァルト ヴァイオリン協奏曲 第3番 ト長調 KV216
Mozart Violin Concerto no.3 in G Major KV216
◎60年を振り返って(映像)
◎鷹羽弘晃 「軌跡」−ヴァイオリンとピアノのための(2004)
Hiroaki Takaha Trace for violin and piano (2004)
◎ヴォーン・ウィリアムズ 揚げひばり
Vaughan Williams The Lark Ascending
◎サン=サーンス 序奏とロンド・カプリチオーソ op.28
Saint-Saens Introduction and Rondo Capricioso op.28
協演:いずみごうフェスティヴァルオーケストラ および管楽器有志
指揮:飯守泰次郎
ピアノ:土屋美寧子
トーク:和波たかよし、飯守泰次郎
Izumigoh Festival Orchestra and guest players in wind section
Conductor: Taijiro Iimori
Violin Soloist: Takayoshi Wanami
Piano: Mineko Tsuchiya
Talk: Takayoshi Wanami & Taijiro Iimori
全指定席
S: ¥6,000
A: ¥4,500
B: ¥3,000
主催:梶本音楽事務所
後援:(株)ロレックス・ジャパン (株)セラヴィリゾート
協賛:日本点字図書館 ロゴス点字図書館 視覚障害者総合支援センター アカンパニー・グループ
コンサートの収益の一部は、視覚障害者を支援する施設、団体等に寄付されます。
<オーケストラメンバー>
violin
岩根愛、植村菜穂、酒井翔子、佐原敦子、高橋比佐子、竹花英里子、田島高宏、野澤健太郎、藤木愛、藤林麻子、三原朋絵、大和加奈、吉田翔平
viola
青木紀子、井上典子、齊藤彩、松実健太
cello
川上徹、松浦健太郎、宮城健
contrabass
都筑道子、西山真二
<管楽器メンバー>
oboe
池田昭子、土井恵美
flute
甲斐雅之、上野由恵
clarinet
伊藤寛隆、加藤明久
basoon
井上俊次、笠崎雅通
horn
福川伸陽、日高剛
trumpet
井川明彦、安藤友樹
percussion
久保昌一
筑紫哲也さんからのメッセージ
ヴァイオリン和波たかよしさんは素敵な人である。公私ともにパートナーであるピアニスト土屋美寧子さんと素敵なカップルを組んでいる。
おふたり、またはその一方の演奏会に出かけるのは私にとって大事な楽しみで、万障繰り合わせて出かけるようにしているが、忙しい身でもあるので、それがかなわないと口惜しい思いをする。
周知のように、和波さんは、盲目というハンディキャップを背負っている。だが、本人は大したハンディだと思っていない。「もっと大変な障害を持つ人がいるのに、目が不自由なことぐらい何でもないことじゃないですか」と私に語ったことがある。
和波さんの演奏を聴いていると、強がりと思えない、むしろ、それが強味になっているのではないかと思えてくる。ある部分にハンディがあると、別の部分の機能がそれを補って余りある突出をするということがあると言われるが、透明感の高い和波さんの演奏はその実例ではないかと思う。
ご自分で演奏するだけでなく、指揮をしたり、後進を指導することにも和波さんは熱心である。その合宿の場である、いずみごう(八ヶ岳)にも伺ったことがあるが、そのお弟子さんたちも今回はオーケストラを組んで出演するという。
いつも若々しいと思っていた和波さんがもう還暦だというのは驚きだ。が、演奏家としてはまだまだ先がある。折り返し点とも言える記念コンサートを楽しみにしている。
筑紫哲也
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音楽の喜びと感謝を込めて
和波たかよし
「元気で還暦コンサートができるだろうか」と、以前からはるか遠くを望むような気持ちで考えていたことが、いよいよ現実のものとなりました。誕生日当日の4月1日に、私にとって数々の思い出が詰まったサントリーホールで「60才バースデーコンサート」を開くことのできる幸せを、何と表現したらよいでしょう。
今回の企画を立てるにあたって、私はこれまで40年以上もヴァイオリニストとして活動を続けてこられたことへの限りない感謝を表すと共に、今の私のありのままを聴いていただける一夜にしたい、と考えました。私の目指す理想の演奏家像、それは聴き手一人一人の心の奥に語りかけ、作品に内在するさまざまな思いを分かち合えるような調べを奏でることです。そのような演奏に近づこうと歩き続けてきて、60才を迎える日にたどり着く世界を、皆様に味わっていただこうとするのがこのコンサートです。
「いずみごうフェスティヴァルオーケストラ」は、毎年開催している「八ヶ岳サマーコース」の受講経験者を中心とした弦楽合奏団の名称です。今回は1991年に初めてこの名で演奏した時のメンバーや、海外のオーケストラで活動している人たち、また留学中の門下生も帰ってきてくれ、さらに管楽器有志の方々にも加わっていただくことができました。そして、桐朋学園大学の良き先輩、飯守泰次郎さんが指揮を引き受けて下さいました。また、高校時代から生徒のピアノ伴奏できらりと光る才能を見せてくれていた若手作曲家、鷹羽弘晃さんが、私とデュオ・パートナーの土屋美寧子のために新作を書いてくれました。素晴らしい先輩や仲間とのステージを思うと、今から心地よい興奮を覚えます。
この音楽会を実現に導いて下さったスポンサー各社と協力団体の方々に厚くお礼を申し上げ、ご来場下さる皆様と共に「音楽の喜び」を謳歌する楽しい一夜を過ごしたいと願っております。 |
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<祝 新・磐田市誕生>
和波たかよし60歳バースデー記念コンサート〜さらなる飛躍を願って〜
3月20日(日) 14:30 静岡県福田町、中央公民館ホール
共演:土屋美寧子(p)
◎モーツァルト:ソナタ ハ長調 KV403
◎ベートーヴェン:ソナタ 第9番 イ長調 op.47 「クロイツェル」
◎鷹羽弘晃:軌跡(2004) 他
主催:福田音楽愛好会「アンダンテ」
お問い合わせ:0538-55-2243 内野勝治さん
ホームページ:http://www2.wbs.ne.jp/ ̄andante/index.htm

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