12月27日 疲れた心で

 バッハシリーズから、もう4日が過ぎた。今回は、久しぶりに納得の行く演奏ができて、爽やかな喜びを味わった。バロックヴァイオリンを弾き始めて4年、ようやく自分のものになってきたな、と確かな手応えがあった。

 だが、演奏に全力投球したこともあってか、終わった後の疲労が大きかった。もう少し休めれば良かったのだが、1日休んだだけでレッスンを再開し、昨日と今日は名古屋と豊橋で6人ずつを教えた。件名に頑張って、何とかレッスンをやり終えて戻ったが、疲労は貯まるばかりだ。でも、地球は待ってくれない。今年中にやるべきレッスンが、まだ8時間残っている。30日の昼まで、教える仕事は続く。

 生徒の発表会が近いので、レッスンは休めない。生徒たちも真剣にやって来るから、教えている間は私も元気にやれるのだが、レッスンの前と後はつらい。昨日の午後など、「後4人教えるなんて、とても神経が持たないのではないか」と心配になりながらも、いつのまにかその4人を終えていた。今の私の仕事の中で、教えることはかなり大きなウェイトを占めている。「演奏が本業、教えることは副業」と自分の中では決めているが、レッスンも今の私には大切な仕事なのだ。だからこそ、責任を持ってちゃんとやらなくてはいけない。それに、正月は少し休みたいので、どうしても年末に頑張ることになる。年末年始は、5日間レッスンを休む。この間にリフレッシュして、また新たな気持ちで生徒たちに接していこうと思う。

 1月は東京と名古屋で発表会を開く。28日にはアフタヌーンコンサートもあるので、非常に忙しい1ヶ月になりそうだ。だが、バッハシリーズで得た「手応え」をより所に乗り切っていこう。そして、とびきり楽しい「アフタヌーンコンサート」を演出してやろう、と疲れた心で張り切っている。

和波たかよし

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